
妊産婦向けホーム『実のり』
出産及び出産後まで安心して過ごせる場所を必要としている方に無料で宿泊していただけます。
お家で過ごすようにリラックスでき、必要に応じて妊娠SOS相談員・助産師にもご相談いただけます。年齢や国籍を問わず、思いがけない妊娠で過ごす場所にお困りの方はご相談ください。



「思いがけない妊娠」で
過ごす場所に困っている妊産婦さんに向けて
ホームをご用意しています。
リトリートホーム『実のり』の概要
※2026年1月時点
構成人員
スタッフ5名
(助産師1名、カウンセラー1名)
協力ボランティア 6名
(看護師3名、保育士2名)
相談件数
(電話・メール・LINE・インスタグラム・面談含む)
2023年度 284件
(妊娠SOS相談117件・グリーフケア相談104件・他同行支援など63件)
ホーム入居者宿泊日数406日(のべ)
2024年度 532件
(妊娠SOS相談154件・グリーフケア相談77件・他同行支援など301件)
ホーム入居者宿泊日数546件(のべ)
2025年度(4月〜2月) 364件
(妊娠SOS 相談56件・グリーフケア相談76件・他同行支援など232件)
ホーム入居者宿泊日数35日(のべ)
連携・協働実績のある主な福祉関係機関
(行政・医療機関の個別の機関名は、連携先との信頼関係および入居者の安全に配慮し、掲載しておりません)
【行政関連】
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東京都内の児童相談所(多摩地域)
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多摩地域の市町村(子ども家庭支援・生活支援を担う窓口)
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西東京エリアの地域共生・福祉相談窓口
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渋谷区エリアの母子保健・妊娠相談に関わる窓口医療関連
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多摩地域の総合病院(産科・周産期医療)
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都内の助産院・産前産後ケアを行う施設
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【医療関連】
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多摩地域の総合病院(産科・周産期医療)
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都内の助産院・産前産後ケアを行う施設
【民間福祉団体】
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NPO法人みぎわ
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認定NPO法人10代20代の妊娠SOS新宿キッズ&ファミリー
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NPO法人レスキューハブ
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NPO円ブリオ基金センター
受け入れ実績
2022年度
産後母子1組(5ヶ月間)
2023年度
妊産母子1組(10ヶ月間)
2024年度
妊産母子2組(7ヶ月間、3ヶ月間)、産後母子1組(1ヶ月間)
他短期入居者2名
2025年度
短期入居者1名
「ホーム実のり」について
※2026年1月時点
【経過】
2022年度、クリスチャンのご夫妻から空き家となっているご実家の提供を受ける。クラウドファンディング、他助成金の活用で水場を中心に改装。1階にリビングダイニング他1室、2階に個室3部屋の一軒家を2023年7月妊産婦用シェルターとしてスタートする。
【目的】
行き場のない、頼る人のいない妊婦と母子に一時的住まいを提供し、安全・安心して妊娠・出産・産後を過ごすことができる。またその後の自立に向けてのサポートを行う。
【受け入れ対象】
妊産婦及び乳児(概ね生後1年まで)ベッド数2 (同時2組入居可)
【スタッフ体制】
ホーム管理人1名(有給職員、助産師が住まいを兼ねて運営)協力ボランティアスタッフ6名(隣人の大家さんご夫妻ほか近隣に4名)
【受け入れの流れ】
相談依頼→面談→見学(及び宿泊体験)→チーム検討→入居時の約束など→入居
(緊急性のある場合は、これらをスピーディーに進めるケースもあり、最短一日での受け入れ実績もあります)
【退去の流れ、フォロー】
心身ともに体調の安定を確認→行政支援などにより住居の確保、子ども家庭支援センターなどの母子支援の確保→就職支援、保育環境の整備、引っ越し先のコミュニティ参加
スタッフ紹介

工藤登志子(助産師・看護師)
東京都内にて、看護師、助産師資格取得。
1989年〜
総合病院産婦人科、内科にて勤務(東京都〜茨城県)7年半
1997年〜
日立市加茂助産院にて勤務 4年
2001年〜
水戸市にてみどりご助産院開設その後、那珂市に新規助産院を開設16年間で約300例のお産に関わる
2007年
茨城県保健福祉部長受賞
2012年
茨城県知事表彰
2013年〜
(社)日本助産師会茨城県支部(その後、一般社団法人茨城県助産師会)支部長(会長)2016年まで
2014年
厚生労働大臣表彰「産科医療功労賞」
2017年〜
助産院を後任に譲り、イスラエルBFPエルサレムフードバンク、児童障害者施設にて奉仕(8ヶ月)
2021年〜
NPO法人ライフバトンに理事・宣教師・助産師として参画。
2022年度より「実のり」に拠点を置き、助産師として妊産婦と母子に寄り添いながら、生活支援・相談支援に携わっている。
入居者の声

ライフバトンのシェルターは最初はシェルターってどんな所なんだろうと不安でしたが、行ってみると一つ屋根の下、職員の方と一時期一緒に暮らすことになりシェルターはすごく綺麗でご飯も美味しくて温かいお風呂に入れ何より話し相手がいる事が良かったです。
最初は子供の話しが多かったですが今では自分、周りの事なども話すようになりました。私が話をする際も気持ちの整理ができるようにしてくださったりとありがたく感じます。ライフバトンの皆さんは優しく温かくて家族みたいで素敵な関係だなと感じました。



孤立した妊娠から出産・自立まで 幼い頃、家庭の事情により安定した生活を送ることができず、親に十分に頼れない中で育ちました。 気づけば、年の離れたきょうだいの世話を担うようになり、いわゆるヤングケアラーのような状況で、子どもながらに生活を支える日々が続いていました。 中学生の頃には親に見放される形となり、その後も家族としての安心感を得られないまま過ごしてきました。 「自分の力で生きていくしかない」と思い、高校卒業後は働きながら自立を目指しましたが、人間関係や環境に恵まれず、心身ともに追い詰められる経験も重なりました。 そのような中で妊娠が分かりましたが、パートナーとのトラブルにより住まいを失い、生活の見通しも立たない状況に陥りました。 支援先を探す中で、費用面など現実的な壁にも直面し、「出産を諦めるしかないのではないか」と思い詰めていた時に、紹介を通じて実のりの存在を知りました。 入居当初は、これまで人に頼る経験がほとんどなかったため、「ここまでしてもらっていいのだろうか」という戸惑いが強く、心を開けずに部屋で過ごすことも多くありました。 それでも、食事を共にしたり、何気ない会話を重ねる中で、少しずつ安心感が生まれていきました。 妊娠中の不安や体調の変化、出産に向けた準備、出産後の育児の大変さに対しても、スタッフの方々が日常的に寄り添い、昼夜を問わず支えてくださり、「この人には心を開いても大丈夫だ」と思えるようになっていきました。 また、一時的に生活保護を受けることにも当初は強い抵抗がありましたが、実のりで落ち着いた生活を送り、対話を重ねる中で、「自立までの間の支えとして利用することも必要な選択なのかもしれない」と考えられるようになりました。 出産後の数ヶ月は実のりで過ごし、その後、住まいを整えて近隣地域での生活をスタートしました。 子どもを保育園に預けながら仕事を探しましたが、お迎えの時間や子どもの体調不良による急な対応もあり、なかなか仕事が決まらない状況が続きました。 そうした中で、日常のつながりをきっかけに仕事に就く機会をいただき、働き始めることができました。 慣れない仕事と子育ての両立は簡単ではありませんでしたが、子どもの体調や生活について実のりのスタッフに相談しながら、少しずつ生活を整えていくことができました。 現在は子どもとともに生活しながら、自立した暮らしを続けています。 当初は先の見えない状況でしたが、実のりでの時間を経て、自分の力で歩んでいける感覚を持てるようになりました。 実のりには、実家のように時々顔を出しながら、新しい入居者のサポートもお手伝いをする形で関わり続けています。 振り返ると、あの時実のりに出会っていなければ、出産やその後の生活は難しかったと思います。もしかして妊娠継続も諦めていたかもしれません。 同じような状況の方にとって、一つの選択肢として知ってもらえる機会があればと思います。
外国籍の入居者の事例

私は、行政の紹介で、出産を控えた時期にこちらに受け入れてもらいました。
言葉や文化の違いがあり、身近に頼れる人もいない中で、妊娠中や出産後の生活に強い不安を感じていました。
ここでは、まず言葉の通じる方がいたことと、通院や手続きのときに一緒に付き添ってもらえたことで、安心して出産を迎えることができました。生活のことや気持ちの不安についても、相談できるカウンセラーがいてくれて心強かったです。
出産後は、行政の支援につながり、実のりから遠くないエリアで子育てをしながら、日本での赤ちゃんとの生活に少しずつ慣れてきています。同じ立場の母親との交流もできるようになりました。
思わぬ妊娠をした事例

そんな時は


